[パンフレット] 353作品

[] [] [] [] [] [] [] [] [] [] [英数字] [プレスシート]

所有しているパンフレットを随時アップしています。珍しい物はありませんがご覧ください。

解説、プロダクションノートはパンフレットの表記そのままで掲載していますので誤字・脱字・旧字・旧仮名づかい等があります。ご了承下さい。

<ラ行>

ライアンの娘
雷撃命令
ライジング・サン
ラインの仮橋(2種類)
裸者と死者
ラスト・キャッスル
ラスト・サムライ
ランボー
ランボー 怒りの脱出
ランボー3 怒りのアフガン
リトル・ドラマー・ガール
掠奪戦線
リリー・マルレーン
ルシアンの青春
レニングラード攻防戦
レッド・オクトーバーを追え!
レッド・スコルピオン
レマゲン鉄橋
ローマを占領した鳩
ローリングサンダー
ロケッティア
ロベレ将軍

 

ランボー

昭和57年12月18日発行
発行所:東宝・出版事業室
発行権者:東宝東和・東和プロモーション
定価:350円
A4版28P

[解説]

空前のスケールに巨大な興奮と限りない男のロマンを秘めて、とてつもない映画がやって来た。ハリウッドが総力を結集して創り上げたニュー・タイプのアクション巨篇「ランボー」だ。原作は全米で大ベストセラーを記録しているデイヴィッド・マレルの小説。この原作の映画化権を猛烈な争奪戦のすえに、あのシルベスター・スタローンが手に入れ、アメリカ映画配給界の最大手《カロルコ・プロ》が80億円の巨費を投じて挑んだ製作第一回作品である。
無口で──ただ眼光は鋭く、鋼鉄のように鍛えられた肉体を持つ男ランボー。彼が無実の罪でブタ箱に放り込まれたことから、全米を揺るがす大事件が持ち上がる。命をかけた逃走と追跡!近代兵器を駆使して追跡する警官隊。追われるランボーが頼れるのはおのれの肉体と頭脳のみ。まさに孤立無援の情況下にありながら、彼の執念と戦闘精神は萎えることがない。いやむしろ不利な情勢になればなるほど、その闘志は炎のようにメラメラと燃えあがってゆく。何事にも動じずどんな情況下でも素早く対応できるこの男ランボーの“正体”は一体──!?
迎え撃つのは警官1000人!ランボーは憎むべき敵を求めて壮絶な死闘を開始する……。
猛スピードで展開するオートバイとパトカーの追跡戦。スナイパーを乗せたヘリコプターが空を飛び回り、軍用トラックが高速道路をフッ飛ばし、ガソリン・スタンドが爆発炎上と、派手なシーンの連続で観る者に一瞬たりとも休息を与えない。
製作総指揮はアンディ・バジナとマリオ・カサール。脚本はシルベスター・スタローンに加えてマイケル・カゾルとウイリアム・サックハイム。製作は「1941」「コナン・ザ・グレート」のバズ・フェイトシャンズとスタローンがスクラムを組んでいる。撮影は「将軍」 「ウォリアーズ」のアンドリュー・ラズロ。監督は「料理長殿ご用心」でその才能を遺憾なく示し、いまやアクション映画の名匠の名をほしいままにするテッド・コッチェフ。音楽は「ポルターガイスト」のジェリー・ゴールドスミスが当たっている。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州に大ロケ隊を送り込み、空前のオール・ロケーションを敢行。野外シーンでは、切り立つ絶壁での命がけのアクション・シーンに出演者はもちろん、スタッフにとっても危険の連続。ヘリコプターは岩壁に衝突して2機が大破、撮影中にブチ壊したり爆発した車が67台というもの凄さだ!
またFBIやSWAT、“ザ・ロイヤル・カナディアン・マウンテッド・ポリス”が異例の全面協力を申し出た。そのため使用されたピストル、ライフル、マシンガン、バズーカ砲などの火器類はすべて本物。これはガン・マニアたちの垂涎の的となろう。
かつてないスケールとバイオレンスを満載したこのアクション巨篇、戦う男の孤独とロマンを色濃くにじませる。それがまた観客を異様な興奮と感動に誘い込む──!
主演は「ロッキー」シリーズや「勝利への脱出」のシルベスター・スタローン。この超ド級アクション映画にかける意気込みは並々ならぬものがあり、「ロッキー3」の撮影を途中で放棄しかねない勢いだった。彼はプロデュースも兼ね、脚本にも参加、見事に“ニュー・ヒーロー”を誕生させた。曲乗りさながらのオートバイ、絶壁からの転落、車の衝突炎上などの危険シーンにもスタント・マンは一切使わずに、自ら挑んだのである。それだけに「私の出演作の中で最もエキサイティングな映画だ!」と自信満々。
共演は「10」のブライアン・ドネイ、 「白いドレスの女」のリチャード・クレンナなど異色の顔合わせ。
息もつかせぬアップ・テンポでたたみかけるストーリー展開……映画のあらゆる面白さをぎっしりつめてお正月ただ一本のヘビー・アクション巨篇「ランボー」の嵐が83年新春の日本に上陸した!

[プロダクション・ノート]

ブチ壊すためだけに創られた街!
市街でのシーンは当初から難航した。というのは、激しい戦斗で街全体が破壊されてしまうためだ。ガソリン・スタンド、銃鉋店など家ごとブチ飛ばしてしまうというケタはずれのもの。そのため街をひとつ創ってしまうことになった。この街、撮影前は物珍らしさで大勢の野次馬が見物していたが、クライマックス・シーンの撮影後、見るも無残に破壊された街を見てビックリ!コッチェフ監督を訪れた製作総指揮のマリオ・カサールも、よく壊したものだと苦笑したという。

死と背中合わせの大ロケーション!
野外での大追跡シーンはカナダのフレーザー峡谷で大ロケーションを行った。撮影隊はまるでプロ根性を試されているかのような過酷な条件下でカメラを回さなければならなかった。突然にふり出す雪、みぞれ…しかも切り立った絶壁での撮影で、カメラマンはスタント・マン顔負けの危険を克服しなければならない。岩場から足をすべらせて機材を破壊したり、現場スタッフ200人の全員が負傷するほどの厳しさ。しかし5ヶ月に渡るロケを終えて、左足にヒビを入れたカメラマンは“両手両足を骨折したって、もうこんなに凄いシーンは撮れないよ”と満足そうに語った。

盗まれた4億円!武器がゴッソリ紛失!
この作品に登場する武器はM16-A1アサルト・ライフルを始めとして、すべてが本物。火薬を扱うためスタジオではもちろんのこと、ロケ地でも厳重な監視下におかれていた。しかし4億円相当もの武器がゴッソリ跡かたもなく消えてしまった!プロの密輸業者に盗まれたのだ。全面協力を得てFBI、SWATより借りた強力武器も多数あり、新開紙上をにぎわす大事件となってしまった。国際的な密輸組織らしいので、FBIはもちろん、国際警察も本腰を入れ、現在も捜査中だ。

スタローン入院!関係者ヤキモキ!
スタローンは、自らもプロデュース、脚本に参加する力の入れようだけに、曲乗りのようなオートバイ・アクション、断崖からのジャンピング、車への飛び乗りなどの危険シーンも、スタンド・マンなしでカメラの前に立った。気迫のこもった雰囲気の中、“場面全体にガッツが焼き込まれた”(コッチェフ監督)。しかし、やはりスタローンも生身の人間、アバラ骨を4本所り、顔と手に火傷を負って入院。彼の負傷で、完成直前だった「ロッキー3」も大巾に遅れるアクシデントとなった。しかしスタローン自身はベッドに悠然と横たわり、「この作品のためなら、『ロッキー』は遅れてもかまわない」と親しい友人に語って『ロッキー』の関係者をヤキモキさせた。