[解説]
第二次大戦のイタリア戦線。アメリカ進攻部隊とドイツ戦車軍団の激突する戦闘シーンを中心に、アメリカ軍の勝利と栄光のかげに埋もれた、戦う男たちの感動的なドラマである。
部隊からはぐれてしまったアメリカ軍の青年将校が、2人の囚人兵と一緒に、ドイツ軍の戦車隊の大襲撃に猛烈果敢な捨て身の特攻作戦をくりひろげる。
血に染まる戦場に生まれた男の友情や、兵隊同士の対決、また少数の兵隊が戦車団にとびこんでいく特攻作戦の迫力や、アメリカ軍とドイツ軍との戦車大激突シーンなど見どころも豊富。
監督はこの作品をはじめアクション映画がお得意の新鋭トニーノ・リッチ。脚本は監督とピエロ・レノリ。撮影はマリオ・スベレンナとエミリオ・バーリアノがあたった。音楽を担当しているのは、かつてヤコペッティと共に自動車事故にあったリズ・オルトラーニで、彼はヤコペッティの一連のドキュメンタリーの音楽を担当している。特に「世界残酷物語」の〈モア〉は、あまりにも有名である。ほかに「さらばアフリカ」などもある。
主演は「群盗荒野を裂く」「マルキ・ド・サドのジュスティーヌ」などの性格俳優クラウス・キンスキーと、「砂漠の戦場エル・アラメン」「デボラの甘い肉体」の二枚目スター、ジョージ・ヒルトン。ほかに個性的な黒人スター、レイ・サンダース。子役のロベルト・パガノなど。 |