[パンフレット] 353作品

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解説、プロダクションノートはパンフレットの表記そのままで掲載していますので誤字・脱字・旧字・旧仮名づかい等があります。ご了承下さい。

<ア行>

アイアン・イーグル
愛と哀しみのボレロ
愛と青春の旅立ち
愛の嵐
愛の落日
愛欲と戦場
赤いベレー
暁の7人
暁の出撃(1954)
暁の出撃(1970)
暁前の決断
朝やけ雲
あしやからの飛行
あの高地を取れ
あの日あのとき
アパッチ
ア・フュー・グッドメン
アメリカ上陸作戦
嵐の中で輝いて
荒鷲の翼
アリスのような町
暗殺の森
アルジェの戦い
アンダー・ファイア
アンネの日記
アンボンで何が裁かれたか
生き残った二人
生きるべきか死ぬべきか
今は死ぬ時でない
ウインドトーカーズ
ウォー・ゲーム
栄光の戦場
栄光への戦い
映写技師は見ていた
エクスタミネータ
エニグマ
エネミー・ライン
エル・アラメン
エンテベの勝利
大いなる希望
大いなる幻影

男の魂
オデッサ・ファイル
オフサイド7

 

 


1965年7月発行
発行所:大阪映画実業社
A4版16P

[解説]

 第二次大戦中、北アフリカにあるイギリス陸軍刑務所を舞台に、戦争、軍隊、しかも軍刑務所という、二重、三重にも特異な環境におかれた男たちの、残酷と憎悪、勇気と卑劣などが渦巻く、荒々しい男の世界を描いた異色作で、脚本を書いたレイ・リグビーは、第二次大戦中、軍刑務所に入れられたことがあり、その時の自分自身や他の囚人兵たちの体験及び、自分の目で見、耳で開いた事々を素材に、なまなましく、ドラマチックなストーリーをくりひろげる。
 監督は、「橋からの眺め」「12人の怒れる男」などのシドニー・ルメットで、人間派の彼にはうってつけの題材で、非情の極限に立たされた男たちの、野獣のような怒りと悲しみを、荒々しいタッチで見事に浮き彫りする。
 題名の「丘」とは、囚人兵懲罰用の道具として築かれた、高さ約二〇メートルの砂の山で、スペインの港アルメリアから約一六キロ奥地の荒地に、この丘を中心とした刑務所のセットが建てられ、全巻ここで撮影された。撮影監督は「ナバロンの要塞」「人間の絆」などのオズワルド・モリスである。音楽はこの映画のための特別なものはなく、主として自然音が効果的に取り入れられている。美術監督はハーバート・スミス。
 五人の囚人兵には、「007」の人気男ショーン・コネリーはじめ、「合言葉は勇気」「北京の55日」などのアルフレッド・リンチ、「枢機卿」「残虐療法」などの黒人俳優オシー・デイビス、イギリス俳優のロイ・キニアーやジャック・ワトソンが扮し、彼らとともに、「633爆撃隊」「ギャング情報」などのハリー・アンドリュース、「白昼の情事」「年上の女」などのイーアン・バネン、「年上の女」 のイーアン・ヘンドリー、「長距離ランナーの孤独」「回転」などのサー・マイケル・レッドグレイブ、「苦い報酬」のノーマン・バードらが熱演する。
 セブン・アーツ・プロ、一九六五年度のメトロスコープ作品で、同社のヨーロッパ作品担当副社長ケネス・ハイマン(「ジゴ」「何がジェーンに起ったか?」)が、自から製作を担当した。
 なお、この映画は、一九六五年五月のカンヌ映画祭に出品され、グランプリの最右異に推されていたが、イギリスの体面問題がからみ、その圧力で受賞を逸し、脚本賞のみにとどまった。